ジュラ
※サヴォワは試験対策としての
重要なポイントがほとんどない為、省略しています
<概要>
フランス東部、ジュラ山脈の西に位置する産地(ブルゴーニュの東側)
黄ワイン(ヴァン・ジョーヌ=Vin Jaune)や
藁ワイン(ヴァン・ド・パイユ=Vin de Paille)
などの特殊な醸造法を要するワインも生産している
ジュラのアルボワ(Arbois)は
ルイ・パストゥール※の出身地
※酵母によるアルコール発酵のメカニズムの解明や
低温殺菌法(パストゥリザシオン)などを発見した自然科学者
主要品種
白ぶどう
サヴァニャン(Savagnin)=ナチュレ(Nature)
シャルドネ(Chardonnay)=ムロン・ダルボワ(Melon d'Arbois)
黒ブドウ
プールサール(Poulsard)
トゥルソー(Trousseau)
ピノ・ノワール(Pinot Noir)
=グロ・ノワリアン(Gros Noirien)
ジュラのAOC
※主要なAOCのみの抜粋です
L'Etoile
白、黄、藁の3色生産可能
Chateau-Chalon
黃ワインのみ生産可能
Macvin du Jura
V.D.Lの赤、ロゼ、白の生産が可能
特殊なワインについて
ヴァン・ジョーヌ
(Vin Jaune)
サンヴァニャン(Savagnin)
=ナチュレ(Nature)を100%使って
収穫から少なくとも6年間熟成、そのうち
5年(60ヶ月)以上は産膜酵母の下で熟成
熟成中の
ウイヤージュ(Ouillage)と
スーティラージュ(Soutirage)が禁止されている
クラヴラン(Clavelin)と呼ばれる
620mlの瓶に瓶詰めされる
ヴァン・ド・パイユ
(Vin de Paille)
ブドウを藁の上で乾燥、
干しぶどう状態(パスリヤージュ=Passerillage)にさせて造る甘口ワイン
※ローヌ北部のエルミタージュでも作られている
収穫から3年以上熟成、そのうち18ヶ月以上は樽熟成