ローヌ
ローヌ
<概要>
ミストラルと呼ばれる強風が北から南に吹く
A.O.C.を管理するI.N.A.Oが1935年に設立されました
A.O.C.の数はフランス第二位です(一位はボルドー)
北部では赤ワインを作る際に、白ぶどうを混ぜることが可能
ローヌ北部のAOC
※重要なAOCのみの抜粋
Cote-Rotie
ローヌ最北の生産地、生産可能色は赤のみ
※シラー主体だが20%までヴィオニエを混ぜることができます)
Condrieu
ヴィオニエ100%の白のみ生産可能
Chateau-Grillet
コンドリューに内包する小さな産地
ヴィオニエ100%の白のみ生産可能
ローヌ最小の産地
Saint-Joseph
生産可能色は赤、白
赤はシラー主体(10%までマルサンヌ、ルーサンヌを混ぜることが可能)
白はマルサンヌ、ルーサンヌ主体
Cornas
ローヌで唯一のシラー100%赤ワインを生産
Saint-Peray
白のみの産地(ルーサンヌ、マルサンヌ)
瓶内二次発酵の発泡性ワインを生産するサン・ペレイ・ムスー(Saint-Peray-Mousseux)も同地域にある
Crozes-Hermitage
赤、白生産可能
赤は15%までマルサンヌ、ルーサンヌを混ぜることが可能
白はマルサンヌ、ルーサンヌ
北部の中で面積最大 ローヌ川左岸
Hermitage
赤、白、藁の3種類の生産可能
赤は15%までマルサンヌ、ルーサンヌを混ぜることが可能
白はマルサンヌ、ルーサンヌ ローヌ川左岸
Clairette de Die
瓶内二次発酵、アンセストラルの二種類の製法で発泡性ワインを作る産地
ローヌ南部のAOC
Lirac
赤、ロゼ、白の生産が可能
赤はグルナッシュ主体 ローヌ川の右岸
Tavel
グルナッシュ主体のロゼワインのみ生産可能
ローヌ川右岸
Costieres de Nimes
赤、ロゼ、白の生産が可能
ローヌで最南の産地 ローヌ川の右岸
Grignan-les-adhémar
ローヌ南部での最北にある産地
Vinsobres
グルナッシュ主体の赤のみの産地
Rasteau
スティルワインは赤のみ生産可能
V.D.N.は赤、ロゼ、白の生産可能
Chateauneuf-du-Pape
赤と白のみ生産可能(2017年〜ロゼも可能)
13品種(色まで分けると18品種)が認可されている
※白ブドウのマルサンヌ、ヴィオニエと黒ブドウのカリニャンは認可されていないので注意
Gigondas
グルナッシュ主体の赤とロゼのみ生産可能
Beaumes-de-Venise
赤のみ生産可能
同地域にあるミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ(Muscat de Beaumes-de-Venise)は
赤、ロゼ、白のV.D.N.を生産可能